上金剛寺村(読み)かみこんごうじむら

日本歴史地名大系 「上金剛寺村」の解説

上金剛寺村
かみこんごうじむら

[現在地名]立山町上金剛寺

栃津とちづ川の流域に位置し、北は下金剛寺村、南は米道よねみち村、東は小林こばやし村。村名はかつて当地に金剛寺という寺があり、その上方に位置したことによるという(五百石地方郷土史要)正保郷帳によれば高一五四石余、田方一〇町余・畑方三反、新田高三六石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高二四六石、免四ツ八歩、小物成として野役一一匁(三箇国高物成帳)。天明五年(一七八五)には田二三一石・一二町八反余、畑屋敷一五石・一町。家数一五・人数五八、馬七、小物成は野役銀のほか鮎役銀一匁。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android