下長折村（読み）しもながおりむら

日本歴史地名大系

下長折村
しもながおりむら

• 福島県：安達郡
• 岩代町
• 下長折村

[現在地名]岩代町下長折

上長折村の北に位置し、一部は同村と入会になっている。村の北端で口太（くちぶと）川と移（うつし）川が合流して阿武隈川に注ぐ。長折村が貞享年間（一六八四―八八）に上・下二村に分れて成立した（「二本松領本陣年寄検断庄屋名主歴代簿」福島県史）。享保二一年（一七三六）の下長折村大概帳（岩代町史）によると、高七三三石余、うち五一石余は新田畑高。反別は田三八町四反余・畑五四町六反余、家数一三三、人数男三一五・女二三八、馬三八。延享三年（一七四六）の二本松藩御巡見録（伊豆家文書）では本田高六八一石余・新田高五一石余、家数一三八。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」