下餅山村(読み)しももちやまむら

日本歴史地名大系 「下餅山村」の解説

下餅山村
しももちやまむら

[現在地名]松山町下餅山

下茗荷沢しもみようがさわ村の北にあり、西は丘陵地、北東は上餅山村。字谷地田やちたには古代の集落跡がある。「大泉庄三権現縁記」によると、永正三年(一五〇六)当村は砂越さごし城主武藤万歳丸の所領であった。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高二三二石余。同一〇年の検地帳(下餅山区有文書)に案内役肝煎三十郎・縄引帯刀とあり、名請人は一八、うち居村一六・入作二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android