下高井戸村(読み)しもたかいどむら

日本歴史地名大系 「下高井戸村」の解説

下高井戸村
しもたかいどむら

[現在地名]杉並区下高井戸一―五丁目・高井戸東たかいどひがし一―三丁目・浜田山はまだやま一―四丁目

上高井戸村の東に位置する。南部を甲州道中が通り、下高井戸宿が設置された。田園簿に下高井土村とみえ、田方八二石余・畑方七四石余、ほかに永五貫六八八文、幕府領。延宝二年(一六七四)の検地帳写(杉並区立高井戸小学校所蔵文書)では田・畑・屋敷・萱野ともで一六七町八反余。検地高八六一石余(宝暦八年「村高帳」堀江家文書)。「風土記稿」によれば家数一三二、幕府領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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