不人望(読み)フジンボウ

デジタル大辞泉 「不人望」の意味・読み・例文・類語

ふ‐じんぼう〔‐ジンバウ〕【不人望】

[名・形動]人望のないこと。人から信頼されないこと。また、そのさま。
「住み込んだ当時は、主人以外のものには甚だ―であった」〈漱石吾輩は猫である

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精選版 日本国語大辞典 「不人望」の意味・読み・例文・類語

ふ‐じんぼう‥ジンバウ【不人望】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人望のないこと。人々からの信頼がないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「世上にて不人望(フジンバウ)となりしかば」(出典花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上)

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