六訂版 家庭医学大全科 「不明熱」の解説
不明熱
(感染症)
不明熱とは、古典的には38.3℃以上の発熱が3週間以上続き、1週間の入院検査でも診断がつかないものと定義されています。しかし、実際には原因疾患の特定が困難な高熱疾患の意味合いで使用されていることもあります。
不明熱の主な原因としては、感染症、悪性腫瘍、
不明熱の原因検索には、一般的な病歴聴取に加えて生活歴や旅行歴、薬剤内服歴などの詳細な問診のほか、ていねいな診察と画像検査や血清検査を含む臨床検査が重要になります。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報