不染(読み)ふぜん

精選版 日本国語大辞典 「不染」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぜん【不染】

  1. 〘 名詞 〙
  2. そまらないこと。うつらないこと。
  3. 仏語煩悩に汚されないこと。清浄。
    1. [初出の実例]「将染不染」(出典:勝鬘経義疏(611)自性清浄章)
    2. [その他の文献]〔孟浩然‐題大禹寺義公禅房〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「不染」の解説

不染 ふせん

?-1868 江戸時代後期の俳人
江戸浅草の真言宗吉祥院の住職。慶応4年5月4日死去。法名は釈心光。別号に不可得庵,観蓮子,逃珠堂。追善集に「夏花集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android