不正規戦(読み)ふせいきせん(その他表記)irregular warfare; guerrilla(partisan) warfare; insurgency

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不正規戦」の意味・わかりやすい解説

不正規戦
ふせいきせん
irregular warfare; guerrilla(partisan) warfare; insurgency

政府によって組織され,訓練や装備などがゆきとどいている制式の軍隊が行う正規戦に対し,民衆が自発的にあるいは外国の援助を得て武装して訓練も装備もまちまちのままに行う戦争形態のこと。民兵や義勇軍,大衆蜂起などによる戦争がこれにあたる。遊撃戦のかたちで正規軍と対抗して交戦することから,ゲリラ戦をもって不正規戦の代表とみるのが一般的である。近代の戦史のなかで不正規戦の最初は,ナポレオン軍に抵抗したスペイン民衆のそれであった。なお宣戦布告をしない戦争を不正規戦争という場合がある。

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