宣戦布告(読み)せんせんふこく(英語表記)declaration of war

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宣戦布告
せんせんふこく
declaration of war

宣戦,戦争宣言,開戦宣言,戦争開始宣言ともいう。一国から他国に対して行う戦争開始の意思表示の一方式。戦争の開始方法には,明示的意思表示方式と黙示的意思表示方式がある。前者には宣戦布告のほか,条件付き開戦宣言を含む最後通牒があり,後者は一国の他国に対する武力行動の開始とともに外交関係を断絶した場合がそれにあたる。 1907年の「開戦ニ関スル条約」では,明示的表示方式だけを戦争開始の方式として認めている。戦争を違法なものとした国連憲章のもとで,明示的宣戦布告が行われる可能性はほとんどない。

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デジタル大辞泉の解説

せんせん‐ふこく【宣戦布告】

[名](スル)戦争を開始する意思を宣言すること。

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大辞林 第三版の解説

せんせんふこく【宣戦布告】

( 名 ) スル
戦争状態に入る旨の意思を表明する宣言。主に戦争相手国に対して行われるものをいうが、国内向けの布告や中立国に対する通告も含む。

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精選版 日本国語大辞典の解説

せんせん‐ふこく【宣戦布告】

〘名〙
① 最後通牒により理由・条件を付して他国に対して戦争に訴える旨を宣言すること。特に、ハーグ条約(一九〇七)の開戦規定による戦争開始の宣言をいう。宣戦。〔現代語大辞典(1932)〕
② 他人に対し闘争をいどむ意思を明らかにすること。
一年有半(1901)〈中江兆民〉一「桂内閣なる者は其成立したる丈けにて世の立憲政治家に向ふての、宣戦布告と謂ふ可し」

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