不老泉(読み)ふろうせん

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「不老泉」の解説

ふろうせん【不老泉】

滋賀の日本酒。酒名は、初代当主が酒造りのための井戸を掘った際、地蔵尊が現れるとともに清水が湧き出たことを喜び「不老の泉」と名付けたという言い伝えに由来。蔵付き酵母を用いた山廃仕込みで酒を醸す。大吟醸酒から普通酒までをそろえる。原料米は山田錦玉栄など。仕込み水は自家井戸水。蔵元の「上原酒造」は文久2年(1862)創業。所在地は高島市新旭町太田。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android