与井廃寺(読み)よいはいじ

日本歴史地名大系 「与井廃寺」の解説

与井廃寺
よいはいじ

[現在地名]上郡町西野山 中山

千種ちくさ川中流域左岸、川を望む西脇にしわき山丘陵突端部、標高三〇メートル前後の南麓部に立地する。白鳳期の創建と想定される寺院跡。古くから塔心礎や礎石が残存し、古瓦の出土することが知られているが、発掘調査は実施されていない。塔基壇は遺存していないが、花崗岩製の心礎は表面の一部が露出していた。付近には柱礎一―二個が埋没しているらしい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 西脇 にし 軒瓦

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む