与作頭巾(読み)よさくずきん

精選版 日本国語大辞典 「与作頭巾」の意味・読み・例文・類語

よさく‐ずきん‥ヅキン【与作頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代宝永一七〇四‐一一ごろに流行した頭巾。多く、縞模様のある琥珀織りの絹布を用い、長く垂らしたもの。与作
    1. 与作頭巾〈当世風俗通〉
      与作頭巾〈当世風俗通〉
    2. [初出の実例]「黒縮緬の長き与作頭巾(ヨサクヅキン)左右の手にて握り座す」(出典洒落本・風俗八色談(1756)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android