与良町(読み)よらまち

日本歴史地名大系 「与良町」の解説

与良町
よらまち

[現在地名]小諸市小諸 こう 与良

小諸城の東方にあり、蛇堀じやぼり川を境に加増かます(現小諸市加増)に接する。西は北国脇往還沿いにあら町・ほん町が続き、大手門まではおよそ一・五キロメートル。

慶長末期頃までに与良村が往還沿いの現位置に移されて城下町を形成したもので、延享年代(一七四四―四八)に書かれた「小諸砂石鈔」には「高千七百三拾五石壱斗弐升七合 本辻新田共ニ、但シ与良松井也、人数千五人、町長サ三丁四拾四間也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android