世下る(読み)ヨクダル

精選版 日本国語大辞典 「世下る」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 下(くだ)

  1. 後世になる。
    1. [初出の実例]「まして、世くだりて後、もろこしにも日のもとにも、国を争ひて戦をなす事、数へ尽くすべからず」(出典:増鏡(1368‐76頃)二)
  2. 後の世となるにつれて世の中の状態が悪くなる。末世(まっせ)となる。
    1. [初出の実例]「すでに世くだりはてたり。人又なかん也。あともなくなりたるにこそ。しかるにやすくなほりなんとはいかに」(出典:愚管抄(1220)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む