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世代間の不公平 せだいかんのふこうへい

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知恵蔵2015の解説

世代間の不公平

払った保険料と受け取る年金が、世代によって違うこと。2004年の年金改正の際の厚生労働省の試算によると、例えば厚生年金の場合、1935年生まれは680万円の保険料を負担して5600万円の給付を受けるが、55年生まれは1900万円の保険料で6000万円の給付となる。また、85年生まれは5100万円の保険料で1億2000万円の給付を受ける。払った保険料と給付される年金の比率が、35年生まれは8.3倍、55年生まれは3.2倍、85年生まれは2.3倍となり、世代間の不公平年金不信の一因となっている。厚生年金の保険料は本人負担分と同額を事業主が負担しており、事業主負担分も本人分に含めると、本人が負担した金額より少ない年金になる試算もある。しかし、年金財政を賦課方式で運営する限り、世代間の負担と給付の食い違いを完全になくすのは難しい。

(梶本章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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