世帯仏法腹念仏(読み)セタイブッポウハラネブツ

デジタル大辞泉 「世帯仏法腹念仏」の意味・読み・例文・類語

世帯せたい仏法ぶっぽう腹念仏はらねぶつ

仏法念仏も、要するに現世生活のためのものにほかならないの意。
「―、口に食ふが一大事」〈浄・今宮の心中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世帯仏法腹念仏」の意味・読み・例文・類語

せたいぶっぽう【世帯仏法】 腹念仏(はらねんぶつ・はらねぶつ)

  1. 仏法も念仏も要するに日々の生活のためのものであるということ。世帯仏法
    1. [初出の実例]「きやり声をはりあげて、鉦をたたいて百万遍、世帯仏法腹念仏(セタイブッポウハラネンブツ)」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android