世智弁聰(読み)せちべんそう

精選版 日本国語大辞典 「世智弁聰」の意味・読み・例文・類語

せち‐べんそう【世智弁聰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 仏語八難一つ世知にたけて邪見におちいること。また、そのさま。世智弁。
    1. [初出の実例]「中々世智辨聰なるよりも、鈍根なる様にて切なる志を出す人、速に悟を得る也」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む