世渡(読み)よわたり

精選版 日本国語大辞典 「世渡」の意味・読み・例文・類語

よ‐わたり【世渡】

  1. 〘 名詞 〙 世を渡っていくこと。生活をしていくこと。よすぎ。くちすぎ。渡世。よわたらい。
    1. [初出の実例]「為庄内田地七町作人、令世渡之由言上」(出典吾妻鏡‐文治三年(1187)六月一三日)
    2. 「只智恵才覚といふも、世わたりの外はなし」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)五)

よ‐わたらい‥わたらひ【世渡】

  1. 〘 名詞 〙よわたり(世渡)
    1. [初出の実例]「世わたらひのともしく侍しままに、かく罷成たり」(出典:類従本撰集抄(1250頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む