世間寺(読み)セケンデラ

精選版 日本国語大辞典 「世間寺」の意味・読み・例文・類語

せけん‐でら【世間寺】

  1. 〘 名詞 〙 戒律を守らない世間僧の住む寺。俗気を離れない寺。浮世寺(うきよでら)生臭寺(なまぐさでら)
    1. [初出の実例]「寝屋の月或は情かまほこも〈宗恭〉 世間寺とそ夕暮の露〈素玄〉」(出典:俳諧・天満千句(1676)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android