生臭坊主(読み)ナマグサボウズ

デジタル大辞泉 「生臭坊主」の意味・読み・例文・類語

なまぐさ‐ぼうず〔‐バウズ〕【生臭坊主】

魚肉獣肉など生臭いものを食べる坊主の意から》戒律を守らない品行の悪い僧。また、俗気の多い僧。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生臭坊主」の意味・読み・例文・類語

なまぐさ‐ぼうず‥バウズ【生臭坊主】

  1. 〘 名詞 〙 ( 昔、僧侶が食べることを禁じられた、魚肉・獣肉などのなまぐさ物を平気で食べた坊主の意から ) 戒律を守らない僧。不品行の僧。なまぐさぼん
    1. [初出の実例]「なまぐさ坊主人ぞわらへる かくしてやあのの鱈汁くひぬらん〈一滴〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android