両切りタバコ(読み)リョウギリタバコ

デジタル大辞泉 「両切りタバコ」の意味・読み・例文・類語

りょうぎり‐タバコ〔リヤウぎり‐〕【両切りタバコ】

両端を切ったままで、吸い口フィルターのついていない紙巻きタバコ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「両切りタバコ」の意味・読み・例文・類語

りょうぎり‐タバコリャウぎり‥【両切煙草】

  1. 〘 名詞 〙 ( タバコは[ポルトガル語] tabaco ) 両端をたち切った紙巻タバコ口付き、フィルター付きのものに対していう。両切り
    1. [初出の実例]「去八月中に於ける市内の消費量は〈略〉両切煙草(リャウギリタバコ)一億四千百四十一万九千百本」(出典風俗画報‐三〇七号(1905)飲食門)

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世界大百科事典(旧版)内の両切りタバコの言及

【タバコ(煙草)】より


[専売局時代]
 1904年タバコ専売法により,タバコの製造を含めた完全専売制となり,大蔵省専売局が所管した。専売局時代のタバコは,時代を追って,刻みタバコの時代(明治),口付きタバコの時代(大正),両切りタバコの時代(昭和)と変遷した。 (1)刻みタバコ 専売制の発足時から17年ころまで,タバコの総需要のうち70%以上を占めており,2万5000t(紙巻タバコ換算250億本)前後の売上げがあった。…

※「両切りタバコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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