紙巻タバコ(読み)カミマキタバコ

デジタル大辞泉 「紙巻タバコ」の意味・読み・例文・類語

かみまき‐タバコ【紙巻(き)タバコ】

刻んだタバコの葉を薄い紙で巻いたもの。両切り・口付き・フィルター付きがある。紙巻き。シガレット。→刻みタバコ葉巻き
[類語]タバコシガレットシガー葉巻巻きタバコ刻みタバコ嗅ぎタバコ噛みタバコ

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精選版 日本国語大辞典 「紙巻タバコ」の意味・読み・例文・類語

かみまき‐タバコ【紙巻煙草】

  1. 〘 名詞 〙 ( タバコは[ポルトガル語] tabaco ) 刻みタバコを薄い洋紙で細長い形に巻いたもの。フィルター付き、口付き、両切(りょうぎり)などがある。刻みタバコや葉巻に対していう。巻きタバコ。かみまき。シガレット。
    1. [初出の実例]「紙巻煙草(カミマキタバコ)をすひつけつつ」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一〇)

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世界大百科事典(旧版)内の紙巻タバコの言及

【タバコ(煙草)】より

…これらの品種は気候,風土に馴化(じゆんか)して細刻み原料として成立し,1898年の葉タバコ専売移行時には全国で70種以上を数え,総括して在来種と呼ばれている。その後,嗜好の変化により紙巻タバコ(シガレット)原料用として黄色種がアメリカから輸入され,1897年の試作ののち瀬戸内沿岸を中心に広まった。さらにバーレー種を1933年にアメリカより輸入し,1938年から栽培が始められた。…

※「紙巻タバコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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