両手肩(読み)まてがた

精選版 日本国語大辞典 「両手肩」の意味・読み・例文・類語

まて‐がた【両手肩】

〘名〙 両方の手と両方の肩。一説に、馬刀貝(まてがい)が砂にもぐってできる跡という。→海人(あま)の両手肩
斎宮女御集(985頃か)「まてがたにかきつむあまの藻しほ草けぶりはいかにたつぞとやきみ」

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デジタル大辞泉 「両手肩」の意味・読み・例文・類語

まて‐がた【両手肩】

両方の手と両方の肩。一説に、マテガイが砂にもぐってできる跡とも。
「―にかきつむ海人の藻塩草けぶりはいかに立つぞとや君」〈斎宮女御集〉

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