デジタル大辞泉 「並む」の意味・読み・例文・類語 な・む【▽並む】 [動マ四]ならぶ。連なる。「松の木けの―・みたる見れば家人いはびとの我を見送ると立たりしもころ」〈万・四三七五〉[動マ下二]ならべる。ならばせる。連ねる。「駒―・めてうち過ぎ給ふにも」〈源・澪標〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「並む」の意味・読み・例文・類語 な・む【並】 [ 1 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ならぶ。つらなる。[初出の実例]「松の木(け)の奈美(ナミ)たる見れば家人(いはびと)の我を見送ると立たりしもころ」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三七五)[ 2 ] 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ならべる。つらねる。[ 3 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 [ 二 ]に同じ。[初出の実例]「楯那米(ナメ)て 伊那佐の山の 木の間よも い行き目守らひ 戦へば」(出典:古事記(712)中・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例