…作者は後世の所伝により初世並木五瓶とも2世並木正三ともされてきた。宝暦期(1751‐64)大坂劇界の思潮を理想とする筆致から並木宗輔門下の浄瑠璃作者並木翁輔(入我園我入)とするのが妥当である。《近世芸道論》に収録。…
…歌舞伎作者の伝記。1773年(安永2)に没した初世並木正三の一生を,作品と評判を中心に記述した伝記。正三の十三回忌に当たる1785年(天明5)刊。題簽は〈並木正三一代噺〉,内題は〈並木正三狂言攫(ざらえ)〉。作者は従来並木五瓶とされてきたが,2世並木千柳(翁輔)と判明した。序文を書いた入我園主人に関しては不詳。正三の初作《鍛冶屋娘手追噂》から絶筆《日本第一和布刈神事》まで約80編の作品名の年代的羅列が主で,人物についての考察に欠けるが,作者としての動向やエピソード,大道具の趣向などについても述べられている。…
※「並木翁輔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...