並飛脚(読み)なみひきゃく

精選版 日本国語大辞典 「並飛脚」の意味・読み・例文・類語

なみ‐ひきゃく【並飛脚】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代飛脚便一つ日数限定がない普通の飛脚。早飛脚、仕立飛脚などに対していう。並便り。
    1. [初出の実例]「あづまのはて筑紫のすゑまでも、並飛脚にてたしかに宿もとへ相とどけ」(出典:浮世草子・子孫大黒柱(1709)五)

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