中には(読み)ナカニハ

デジタル大辞泉 「中には」の意味・読み・例文・類語

なか‐には【中には】

[連語]多くの中でいくらかは。「がらくたばかりだが、中には掘り出し物もある」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中には」の意味・読み・例文・類語

なか【中】 には

  1. 多いうちのいくらかは。多い部分の傾向と異なる少数について述べるときにいう。
    1. [初出の実例]「女郎がしばひなどねだる事があるとも、けっしてつれていかぬ事だ。中には役者に色事なぞあって、さきにつかわれる事がある」(出典:洒落本・傾城買指南所(1778))

なか‐には【中には】

  1. なか(中)には

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