中の亥子(読み)なかのいのこ

精選版 日本国語大辞典 「中の亥子」の意味・読み・例文・類語

なか【中】 の 亥子(いのこ)

  1. 陰暦一〇月に亥の日が三度ある場合、その中間にあたる亥の日。百姓の亥の子といい、餠をついて、子孫繁栄を祈る。また、初めて火燵(こたつ)を入れる日とした。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「中の亥猪(イノコ)を祝ふ餠の米氏神のおはらい」(出典浮世草子世間胸算用(1692)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 こたつ 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む