中上り(読み)ナカノボリ

デジタル大辞泉 「中上り」の意味・読み・例文・類語

なか‐のぼり【中上り/中登り】

国司などが任期中に一度上京すること。
「かの陸奥の守の―といふことして」〈今昔・二六・一四
上方から江戸奉公に出ている者が、途中で一時上方へ帰ること。
「是は上方者にて、はや―もすみ」〈洒・京伝予誌〉

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