中世気候異常期(読み)ちゅうせいきこういじょうき

最新 地学事典 「中世気候異常期」の解説

ちゅうせいきこういじょうき
中世気候異常期

Medieval Climate Anomaly

10~13世紀の北半球太平洋岸に見られる気候異常期。中世の気候変調期とも。ヨーロッパでは,中世の盛期に気候が比較的温暖だったことから,従来は中世温暖期(Medieval Warm Period)とされていた。しかし古気候復元の進展で,同時期の世界各地の気温の変化が同調していないことから,中世気候異常期と呼ばれる。原因は太陽活動と火山活動による外力と,それに関連した大気海洋相互作用の変化によるものと推測されている。日本では10世紀に温暖・乾燥頂点を迎えたことが,樹木年輪の研究等で明らかにされている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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