中井景(読み)ナカイ アキラ

20世紀日本人名事典 「中井景」の解説

中井 景
ナカイ アキラ

昭和期の映画プロデューサー



生年
大正12(1923)年11月12日

没年
昭和56(1981)年3月15日

出身地
東京

学歴〔年〕
慶応義塾大学〔昭和24年〕卒

主な受賞名〔年〕
ブルーリボン賞企画賞(第14回・昭38年度)「太平洋ひとりぼっち」,芸術祭賞(日本劇映画部門)(第18回・昭38年度)「太平洋ひとりぼっち」,日本映画製作者協会協会賞「黒部太陽

経歴
昭和27年日活に入社。ホテル部門を経て、プロデューサーとして活躍。昭和38年石原独立プロモーションの創立参加、「黒部の太陽」「太平洋ひとりぼっち」の製作に当たった。その後(株)バリアンツを設立。作品に「金門橋に架ける橋」(日活)、「敗れざる者」「二人の世界」(日活・石原プロ)、「殺人者を消せ」(石原プロ)、「栄光への挑戦」(日活・石原プロ)、「大いなる旅路」「伝七捕物帖」(日テレ)、「白い滑走路」(TBS)など。晩年は病気がちで製作から離れていた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井景」の解説

中井景 なかい-あきら

1923-1981 昭和時代後期の映画プロデューサー。
大正12年11月12日生まれ。昭和27年日活にはいり,38年石原プロ創立に参加。「太平洋ひとりぼっち」でブルーリボン賞企画賞,芸術祭賞。「黒部の太陽」で日本映画製作者協会賞。昭和56年3月15日死去。57歳。東京出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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