中伏村(読み)なかぶしむら

日本歴史地名大系 「中伏村」の解説

中伏村
なかぶしむら

[現在地名]豊後高田新栄しんえい 中伏

算所さんじよ村の北、石部いしべ川上流域の美和みわ台地先端低地付近に位置する。江戸時代の領主高田たかだ村と同じ変遷をたどったと考えられる。正保郷帳に仲伏村とみえ、田方九三石余・畑方五三石余、日損所で新田がある。来縄くなわ郷に属した。安永三年(一七七四)の島原藩領郷村帳(島原半島史)では高一六一石余、ほかに同所新田六斗余がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android