中佐治村(読み)なかさじむら

日本歴史地名大系 「中佐治村」の解説

中佐治村
なかさじむら

[現在地名]青垣町中佐治

中央を遠阪とおざか川が流れ南は小和田こわだ村、西は大箕おおみ(六二六・三メートル)、東は榎木えのき峠を越えて天田あまただん(現京都府福知山市)。同峠下の小集落を有河内ありかわち(現有口)、その下から山陰道(京街道)までを平野ひらの大歳おおとし神社下を岡見おかみ南端を本村杉谷すぎたに、街道沿いを中佐治とする。慶長三年(一五九八)織田信包(柏原藩)領となる。正保郷帳に村名がみえ田高五九四石余・畠高六五石余、柴山・林あり、日損・水損少しあり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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