中冷層(読み)ちゅうれいそう(その他表記)dichothermal layer

海の事典 「中冷層」の解説

中冷層

亜寒帯海域で夏期に海洋上層の下部に見られる水温の極小層を中冷層と呼び、そこにある水を中冷水という。亜寒帯海域では一般に塩分が深さと共に増し、特に 上層の下に顕著な塩分躍層があって、この塩分勾配により安定成層が形作られている。冬季に生じた低温の表層混合層の水温が塩分躍層上部の水温より低くなる 西部亜寒帯域で、夏期に表層が暖められたとき、季節水温躍層の下に冷水が残されて中冷層が形成される。 (永田)

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

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