表層混合層(読み)ひょうそうこんごうそう(その他表記)surface mixed layer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「表層混合層」の意味・わかりやすい解説

表層混合層
ひょうそうこんごうそう
surface mixed layer

海洋表層水温塩分などの鉛直変化がほとんどなく一様である層。風や波浪作用や,秋から冬に海面を通しての冷却による対流現象により起こる。日本周辺では,層の厚さが最大になるのは晩冬で,100~150mに達する。春になり,海面から熱を受けて水温躍層が形成されるようになると,混合層は薄くなっていく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む