中判事(読み)ちゅうはんじ

精選版 日本国語大辞典 「中判事」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐はんじ【中判事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、刑部省に属して訴訟を判じ刑名を断ずる判事一〇人のうち大判事下位少判事上位にあたる官人。定員四人。正六位下相当官。〔令義解(718)〕
  3. 明治二年(一八六九)刑部省に置かれた判事の一つ。大判事の下、少判事の上に位した奏任官。同八年廃止。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む