最新 地学事典 「中国バソリス」の解説
ちゅうごくバソリス
中国バソリス
Chugoku batholith
後期白亜紀~古第三紀に形成された中国地方の巨大な深成岩体。花崗岩から斑れい岩に至る多数の岩体からなり,一般に珪長質になるほど岩体規模が大きい。中・古生界の構造を切って貫入し,同時期に活動した火山岩類のルーフペンダントをもつことが多い。瀬戸内海側から日本海側に向かって,領家・山陽・山陰の3帯に区分され,全体として,領家・山陽帯はチタン鉄鉱系に属し95〜70Maの年代を,山陰帯は磁鉄鉱系に属し70〜30Maの年代を示す。
執筆者:高木 哲一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

