知恵蔵 「中国株」の解説 中国株 現在、最も成長が期待されている市場の1つである中国株式市場だが、国内の上海、シンセン両市場と開放経済体制を残す香港市場では構造が異なっている。上海、シンセン両市場の上場株式にはA株、B株の2種類があり、A株は中国国内の投資家と一部の外国証券会社のみの取引に制限されている。B株には外国人投資家が投資することが可能である。このため、A株とB株で異なる動きをすることがあるので注意が必要である。香港市場にはH株とレッドチップがあり、こちらは上場した企業の登記上の国によって区別されている。H株は中国本土で登記され香港市場に上場した中国企業、レッドチップは香港を含む海外で登記された中国企業で香港市場に上場した企業。この他に、香港企業及び外国企業が香港株として上場されている。中国本土の取引所がこうした複雑な体制をとっているのは、外国人が人民元を保有できないというようにする為替管理のため。中国経済の規模は年々拡大しており、今後為替管理が緩和されればこうした複雑な仕組みも解消に向かう可能性がある。 (熊井泰明 証券アナリスト / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 大手学習塾にて受付・一般事務/未経験OK 株式会社TNCプロジェクト 福岡県 春日市 時給1,200円~ 派遣社員 企業年金関係の一般事務 ニッセイ・ビジネス・サービス株式会社 大阪府 大阪市 月給23万3,000円~ 正社員 Sponserd by