中小村田村(読み)なかこむらだむら

日本歴史地名大系 「中小村田村」の解説

中小村田村
なかこむらだむら

[現在地名]大宮市桜木町さくらぎちよう

上小村田村の東にあり、村の東半は高沼こうぬま排水路の低地、西半は大宮台地日進につしん支台。南北に細長い村で東部の大部分沼地。田園簿では並木なみき村に含まれる。万治二年(一六五九)旗本牧野氏の検地があり(大宮市史)、元禄郷帳に村名がみえ高一四八石余、牧野領(国立史料館本元禄郷帳)。幕末まで同領で変わらず(寛政八年「足立郡村々高辻帳」都築家文書、改革組合取調書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android