中居林村(読み)なかいばやしむら

日本歴史地名大系 「中居林村」の解説

中居林村
なかいばやしむら

[現在地名]八戸市中居林

八戸城下の南に位置し、大半はなだらかな起伏のある丘陵地である。東は田向たむかい村、西は糠塚ぬかづか村、南は石手洗いしてあらい村・是川これかわ村、北は類家るいけ村に接する。中央を南北に久慈くじ街道が通る。元和四年(一六一八)知行目録に「百三拾石五斗九升八合 中居林」とあり、藩政当初は盛岡藩に属し、根城南部氏に給されていた。正保四年(一六四七)の南部領内総絵図には中居林村、八五石余とあり、同年の郷村帳によれば八五・〇〇九石のうち五五・五一五石が畑であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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