中幅帯(読み)チュウハバオビ

精選版 日本国語大辞典 「中幅帯」の意味・読み・例文・類語

ちゅうはば‐おび【中幅帯】

  1. 〘 名詞 〙 女帯一種。中幅の布で仕立てた帯。広幅と細帯の中間の幅で、多く元服前の子供が用いた。現在、祝帯として七歳、三歳用がある。中幅。
    1. [初出の実例]「水色の袷帷子に、むらさきの中幅帯(チウハバヲビ)」(出典浮世草子好色五人女(1686)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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