中幅(読み)チュウハバ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「中幅」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐はば【中幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中くらいの幅。幅が広くもなく狭くもなく、中くらいであるもの。
  3. 布地の幅で、大幅と小幅との中間のもの。ふつう鯨尺一尺二寸五分~一尺三寸(約五〇センチメートル)幅の織物。
    1. [初出の実例]「白倫子の中幅(チウハバ)の帯して」(出典浮世草子好色二代男(1684)五)
  4. ちゅうはばおび(中幅帯)」の略。
    1. [初出の実例]「あっち織の中(チウ)幅前にむすび」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む