中形本(読み)ちゅうがたぼん

精選版 日本国語大辞典 「中形本」の意味・読み・例文・類語

ちゅうがた‐ぼん【中形本】

  1. 〘 名詞 〙 大きさが、読本などの半紙本と、洒落本などの小本との中間の本。中本(ちゅうほん)
    1. [初出の実例]「普通の中形本(チウガタボン)とは、尠しく変りし趣あるは」(出典人情本・清談松の調(1840‐41)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の中形本の言及

【中本】より

…書誌学用語。〈ちゅうぼん〉とも読み,中形本,美濃半切本ともいう。美濃判を縦二つ,横二つに折った寸法の本。…

※「中形本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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