半紙本(読み)ハンシボン

世界大百科事典 第2版の解説

はんしぼん【半紙本】

書誌学用語。判紙本とも書く。半紙二つ折りの大きさの本。若干の差異があるが縦22cm,横15cm程度の寸法。江戸後期の一般向きの図書は多くこの形態をとる。代表的なものに読本(よみほん)がある。【宗政 五十緒】

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大辞林 第三版の解説

はんしぼん【半紙本】

半紙を縦に二つ折りにした大きさの本。

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精選版 日本国語大辞典の解説

はんし‐ぼん【半紙本】

〘名〙 半紙判の和本。
※殿村篠斎宛馬琴書翰‐天保四年(1833)一月一五日「原本は半紙本に候間、みのがみに写させ」

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世界大百科事典内の半紙本の言及

【小本】より

…書物の形態をいう書誌学用語。半紙二つ折りを半紙本といい,それをさらに二つに折った大きさのもの。おおよそ縦14~15cm,横10~11cmで,今日の文庫本程度の大きさである。…

【判型】より

…美濃紙(書院紙ともいう)を用い,長辺を二つ折りにした大きさの本(300mm×210mm)を美濃判または美濃本という。半紙を用い,長辺を二つ折りにした大きさの本(250mm×170mm)を半紙判または半紙本という。また,美濃本より大きい形の本を大本(おおほん)といい,美濃本の半分の大きさの本を中本(ちゆうほん),半紙本の半分以下の大きさの本を小本(こほん)という。…

【美濃本】より

…美濃紙にも大直,中直(上美濃ともいう)などいくつかの大きさがあるが,書院美濃ともいわれる小直は縦9寸2分,横1尺3寸7分(279mm×415mm)で,美濃本は,おおむねその半截判と考えてよい。美濃本と並んで多いのは〈半紙本〉であるが,これは大奉書紙(縦1尺3寸,横1尺7寸5分(394mm×530mm))を半截した半紙二つ折りの大きさで,美濃本よりひとまわり小さい。また,美濃本よりも大きい本は大本(おおほん)といい,美濃本の半分は中本(ちゆうほん),半紙本の半分およびそれ以下を小本(こほん)という。…

※「半紙本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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