中打(読み)なかうち

精選版 日本国語大辞典 「中打」の意味・読み・例文・類語

なか‐うち【中打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なかおち(中落)
    1. [初出の実例]「おうぢははがなひ程に、中うちはわごりょたちがくうて、みどころを此おうぢにくれさしめ」(出典:虎明本狂言・枕物狂(室町末‐近世初))
  3. なかおり(中折)
    1. [初出の実例]「中打(ナカウ)ちの下駄に裏附きが一足」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)二番目)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android