デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村子愷」の解説 中村子愷 なかむら-しがい 1771-1795* 江戸時代中期-後期の儒者。明和8年1月28日生まれ。中村重勝の兄。代々近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩につかえる。藩主井伊直中の命で京都に勉学におもむくが,よい師にめぐりあえず藩邸で独学した。病のため帰藩し,寛政6年12月2日死去。24歳。弟重勝に遺言して藩主に藩校設立を建議した。名は元。通称は千次郎。号は楽天亭。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例