中村座跡(読み)なかむらざあと

日本歴史地名大系 「中村座跡」の解説

中村座跡
なかむらざあと

[現在地名]中央区日本橋人形町三丁目

さかい町にあった歌舞伎劇場で、江戸三座の筆頭。猿若(のち中村)勘三郎の一座で、猿若さるわか座ともいう。寛永元年(一六二四)猿若勘三郎は官許「狂言座太鼓櫓御高免」を得てとおり中橋なかばしで初めて小屋を揚げ猿若座と称し、のちに本姓の中村を冠して中村座とした。小屋は同九年禰宜ねぎ(のちの長谷川町)に、さらに慶安四年(一六五一)五月上堺町(のち葺屋町)、さらに同年一一月下堺町(のち堺町)に移った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む