中村敬三(読み)ナカムラ ケイゾウ

20世紀日本人名事典 「中村敬三」の解説

中村 敬三
ナカムラ ケイゾウ

昭和期の細菌学者 野口英世記念会名誉会長;元・国立予防衛生研究所所長。



生年
明治29(1896)年6月10日

没年
平成5(1993)年2月23日

出生地
東京都中央区

別名
号=松嶺,白雲庵 宗三

学歴〔年〕
東京帝国大学医学科〔大正11年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和4年〕

主な受賞名〔年〕
野口英世賞〔昭和36年〕,勲二等旭日重光章

経歴
東京帝大伝染病研究所勤務を経て、昭和5年京城帝大教授。6年独仏英留学を経験し、12年日本医大教授、19年東京帝大教授を歴任。その後、国立予防衛生研究所に移り、検定総務部長、血清部長などを経て、31年副所長、33年所長に就任。42年退任。アレルギー学会を設立し、初代会長も務めた。著書に「伝染病学」「細菌学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村敬三」の解説

中村敬三 なかむら-けいぞう

1896-1993 昭和時代の細菌学者。
明治29年6月10日生まれ。京城帝大,日本医大の教授をへて,昭和19年東京帝大教授。33年国立予防衛生研究所長。27年には日本アレルギー学会を設立し,初代会長となった。36年野口英世記念医学賞。平成5年2月23日死去。96歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「中村敬三」の解説

中村 敬三 (なかむら けいぞう)

生年月日:1896年6月10日
昭和時代の細菌学者。国立予防衛生研究所長
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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