中村漁波林(読み)ナカムラ ギョハリン

20世紀日本人名事典 「中村漁波林」の解説

中村 漁波林
ナカムラ ギョハリン

昭和期の詩人,評論家



生年
明治38(1905)年8月28日

没年
昭和60(1985)年5月14日

出生地
広島市

本名
中村 勝一(ナカムラ カツイチ)

学歴〔年〕
早稲田大学中退

経歴
「小さい芽生」「生命と意志」「墓標」「漁波林詩集」などの詩集があり、自由詩を重んじて詩作、思想的にはニヒリスティックな傾向にあった。また詩誌「詩文学」「現代詩人」を主宰し、「詩人連邦」「人間連邦」「連峰」を共同編集した。一方、書肆東北書院を経営し、出版界でも活躍した。著書はほかに評論集「抹殺詩論」「現代文学の諸問題」「今日の言葉」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴 経歴

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む