中概念不周延虚偽(読み)ちゅうがいねんふしゅうえんのきょぎ

精選版 日本国語大辞典 「中概念不周延虚偽」の意味・読み・例文・類語

ちゅうがいねんふしゅうえん‐の‐きょぎチュウガイネンフシウエン‥【中概念不周延虚偽】

  1. 〘 連語 〙 ( [英語] fallacy of the undistributed middle の訳語 ) 定言的三段論法で、中概念がすくなくとも一回周延しなければならないという規則を犯すために現われる虚偽。たとえば「すべてのブタ動物である、すべての人間は動物である、故にすべての人間はブタである」のたぐい。この場合の中概念「動物」はどちらも周延していない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 連語

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む